ワンピースの黒ひげの能力者狩りは悪魔の実の能力?黒ひげが2つの悪魔の実を食べれた理由についても詳しく考察していきます!
黒ひげといえば、ワンピースの中で最も海賊王に近い男と言っても過言ではないのではないでしょうか。
振る舞いも、海賊らしい海賊そのものですよね。
ただ、そんな黒ひげにはいくつかの疑問があります。
その中でも今回は、
- 能力者狩りはヤミヤミの実の能力説
- 悪魔の実を2つ食べても生きている理由
について解説をしていきます!
黒ひげの能力者狩りは悪魔の実の能力?能力者狩りをする理由についても解説!

黒ひげと言えば、マリフォード頂上決戦で白ひげを倒し、白ひげの能力を奪った事実が印象深いですよね。
能力者が亡くなるとその能力を失い、持っていた能力はどこかに新たな悪魔の実として宿る事が分かっています。
つまり、白ひげを倒したからと言って、本来その場で手に入れる事ができるものではなく、世界のどこかに宿った新たな悪魔の実を探して食べる事で手に入れる事ができるはずなのです。
しかし、黒ひげは白ひげが亡くなったと同時に白ひげの「グラグラの実」の能力を手に入れています。
この時点で謎は多いですね。
さらにこの一件以降、黒ひげ海賊団は「能力者狩り」なるものを行い、様々な能力を手に入れているとされています。
一体何のために?どうやって?という疑問が浮かびますよね。
黒ひげの謎多き動向についても順番に考えていきましょう!
黒ひげが「能力者狩り」をする理由とは?
現在、ワノ国、リヴェールの二ヵ所を話の中心にして物語が展開されています。
黒ひげ海賊団はこの二ヵ所どちらにも姿を現していませんね。
黒ひげは元々用意周到な人物で、作戦を練りに練って自分の思い通りに事を運ぶタイプの人間ですので、無意味な事をするとは思えません。
そのため、能力者狩りにも何らかの理由があると考えられますね。
ひょっとしたら今この瞬間も何かをたくらんで計画しているのかもしれません。
黒ひげ海賊団の戦闘力強化?

能力者を倒して奪った能力で、黒ひげ海賊団の戦力を強化していると考える事も出来ます。
黒ひげ自身は四皇に上り詰めるほどの実力者。
それに見合った船員に鍛え上げるために、奪った能力を船員に与え、戦闘力の底上げをしている可能性があると見られています。
どんな能力かは置いておけば、船員全員が能力者という事も黒ひげならやり遂げてしまいそうですよね。
様々な能力に相性が存在しますので、どんな敵が現れても対応できるようにするためにと考えれば納得がいきます。
ただ、能力者はカナヅチになってしまう宿命なため、全員が能力者になってしまうと船が沈没した時点で全滅の危機も。
そのあたりも計算に入れた上で、誰を能力者にするか?と作戦を練っているのかもしれませんね。
行く手を阻む能力者の始末?
能力者は、非能力者に比べると、能力の分の戦闘力は増していると言えます。
そんな能力者が用意周到に黒ひげ海賊団を襲ってくる前に、今後邪魔になりそうな能力者を倒して回っているという考え方もできなくはないでしょう。
ただ、相手がビッグマムやカイドウといった強者であれば、不意を突いて襲いに行こうという理屈も何となく納得できます。
が、黒ひげレベルの人物が、ゴロゴロいる中小海賊団を片っ端から倒していくという事はちょっと考えにくいですよね。
それも、自分から行くなんて面倒な事をするとはどうしても思えないのです。
もしこの理由に当てはまるのであれば、黒ひげらしくないともいえる気がしますね。
奪った能力を何かに利用する
奪った能力は新たな果実として実るので、その果実を手元に保管しているだけという事も考えられると思います。
でもどうして手元に置いておく必要があるのか?と考えると、これもまた謎になりますね。
何かに利用しようと考えているのか、はたまた、誰かに渡るのを阻止するためなのか…
もし奪った能力が黒ひげの海賊船の中にゴロゴロあるとしたら、それにも理由がありそうですね。
黒ひげの能力者狩りの方法はヤミヤミの実の能力?
次に、黒ひげがどうやって能力者から悪魔の実の能力を奪っているのか?という謎に迫りましょう。
上記した通り、悪魔の実の能力者が亡くなるとその能力は、新たに別の果実に宿る事が分かっています。
ただ、どの果実に能力が宿るのか?については誰もわからない事とされているため、食べてみないと誰が持っていたどんな能力か、はわからないんですよね。

黒ひげが白ひげから悪魔の実の能力を奪うときを思い出してみると、黒い大きなマントで姿を覆って見えない所で能力を奪っていました…。
これらから考えられるのは「日の当たるところでは悪魔の実の能力を奪うことが出来ない」という可能性がある事。
また、ヤミヤミの実の能力には「闇の引力は悪魔の力をも引き込む」という特性があります。
つまり、能力者ごと体内に封じ込め、亡くなった能力者だけを外へ排出、悪魔の実の能力だけが黒ひげの中に残るという事でしょうか。
となると、奪った能力を誰か他の船員に能力を与えるのだとしたら、どうやって能力を別の果実に宿しているの?という疑問も生まれますね。
黒ひげは悪魔の実の秘密を知っている!?
悪魔の実の能力者が亡くなったあと、
- どの果実に能力が宿るかはわからない
- 何の能力が宿るかはわからない
と言われています。
しかし、ひょっとしたらこれらにもサイクルがあって、どんな規則性で悪魔の実が誕生するのかを黒ひげは知っているのかもしれません。
黒ひげはむやみやたらに物事をするというよりは、計画を立て、用意周到に行動する海賊だと思いますので、ドラム王国を意味もなく滅ぼしたとは考えられません。
医療に関して様々な情報を有している国ですので、悪魔の実について研究している可能性が十分に考えられます。
黒ひげはここで情報を得て、
- どの果実に能力が宿るかを知る事ができるようになった
- 用意した果実に奪った能力を宿す方法をみつけた
いずれかの方法で能力を手に入れているのではないでしょうか。
特に②の場合、黒ひげの仲間であるドクQというキャラクターがいつもカゴいっぱいのリンゴを持っているので、これが悪魔の実である伏線になる可能性も考えられると思います。
まだ誰も知らない情報を掴んだ黒ひげは、誰よりも先に行動を起こし、気づいた時には手遅れ…という状況を作り出そうとしているのかもしれませんね。
黒ひげが悪魔の実を2つ食べれた理由とは?

黒ひげのもう一つの疑問と言えば、どうして悪魔の実の能力を2つ持って生きていられるの?という事ですよね。
悪魔の実の能力者が、もう一つ悪魔の実を食べようとするとどうなるのか?というと、以前エニエス・ロビー編に登場した当時のCP9のブルーノが、
体が跡形もなく飛び散って死ぬというな
(引用:ワンピース 385話「道はある」)
と発言していました。
つまり「1人1個まで」がルールであり、1人で2個食べたら生きてはいられないという事。
また、五老星が『悪魔の実を2つ食べた人間など歴史的に前例がない』と言っていたことから、これまでに成しえた人はいなかったという事ですね。
では、なぜ黒ひげは「ヤミヤミの実」に加え「グラグラの実」を奪っても平気だったのか?について考えていきましょう!
ケルベロス説が有力?
黒ひげはケルベロスなのではないかと言われるようになったのは、白ひげの能力を奪った頃の事ですね。
どうしてケルベロス説が浮上したのか?というと、
- 登場する度に歯の抜けている位置が変わっている
- ルフィとゾロが黒ひげに始めて会ったシーンで「あいつらだ」と言っている
- シャンクスの目につけた3本のひっかき傷
- 海賊旗のマークが、ドクロ×3
- エースが「人の倍の人生を歩んでいる」と発言
- マルコが「体の構造が異形」と発言
これだけたくさんの伏線が描かれています。
頭3つ、もしくは心臓3つがあれば、それぞれに1つずつ悪魔の実を持つことができるのではないかという考え方ですね。
ケルベロスは魂を食べる?
ケルベロスには「魂を食べる」という言い伝えもあるのだそうです。
冥界の番犬であるケルベロスは、冥界にやって来る死者の魂はそのまま冥界へ通しますが、冥界から逃げ出そうとすると捕らえて貪り食うのだとか…。
ワンピースの話に戻りますが、悪魔の実の能力は「魂」に宿ると言われています。
その魂をケルベロスが食べる事で体内に悪魔の実の能力を取り込む事ができる…という説もあります。
ケルベロスの実を食べている可能性も?

黒ひげの見た目は普通の人間であり、爪や牙はありません。
ただ、シャンクスに負わせた傷を見ると、鋭い爪でひっかいた傷に見えますよね。
そのため、黒ひげはケルベロスの姿に変身する事ができる可能性もあると思います。
つまり、
- ケルベロスになれる実(ゾオン系)
- ヤミヤミの実
- グラグラの実
の順番に、3つの悪魔の実を食べた可能性があるのです。
もしこれが本当なら、ケルベロスの実を食べた人は、世界で唯一悪魔の実の能力を複数持てる人物という事になりますよね。
黒ひげがケルベロスに変身した姿は現段階までには描かれていませんが、最後にルフィと戦う時には姿を現す可能性があるでしょう。
黒ひげはもう悪魔の実を食べれない?
黒ひげは、少なくても「ヤミヤミの実」と「グラグラの実」の2つの能力を持っているのは確かです。
さらに、上記した通り、ケルベロスの能力を持っている可能性もありますね。
その場合は合計で3つとなります。
ただ、これ以上黒ひげは悪魔の実を食べる事ができないのではないかと予想できます。
理由は、能力者狩りをしても自身で食べる事はしていないから、です。
能力をいくらでも取り込む事ができるのであれば、自分の力をするためにも黒ひげならそうするでしょう。
しかしそれをしない、という事は「できない」と考えられます。
黒ひげは多くてもケルベロスの頭数である3つが限度なのではないでしょうか。
ほしい能力に巡り合っていない可能性もある?
黒ひげは、元々ヤミヤミの実を手に入れたいがために、舞い込む機会が多いであろう白ひげ海賊団に所属していました。
どれにでも手を出すのではなく、戦闘に有利であり、強いと思える悪魔の実を狙っている策略家と言えますね。
ただ、黒ひげの能力者狩りによって「アブサロム」が犠牲になっている事がわかっています。

アブサロムの能力は「スケスケの実」で、透明人間になれる能力でした。
この能力はあったら、戦闘にはもちろん役立つと思いますし、悪事を働く時にも相当便利だと思いませんか?
それなのに黒ひげは自分で食べるのではなく、2番船船長である「シリュウ」にこの能力を託しています。
『黒ひげ 能力者狩り 悪魔の実 能力 2つ食べれた理由』まとめ

今回は、黒ひげの能力者狩りは悪魔の実の能力?黒ひげが2つの悪魔の実を食べれた理由についてご紹介をしてきましたが、いかがでしたか?
正直個人的には、あまり好きなキャラクターではありませんが、強いのは確かですよね!
さらに、ワンピースの物語の終盤で絶対ルフィたちと戦う事になると思います。
その時には黒ひげの謎も明らかにされていくと思いますが、今黒ひげが何をたくらんでいるのか?も気になりますよね。
登場シーンがある時には、また新たな伏線が描かれていないか?についても、しっかりとチェックしてみてくださいね♪