錦えもん達と行動をしていたカン十郎は、赤鞘九人男のメンバーですね!
しかし、彼はなんとオロチ側のスパイで錦えもん達を長年に渡り欺いてきました。
確かに、作中では何故敵側が情報を知っているのか、そして他に敵に内通している裏切り者がいたのではないかと考えられていました。
カン十郎はなぜ光月家を裏切り、そしていつからスパイ活動をしていたのか怪しい伏線は各所に散りばめられていたようですがそれはどこにあったのでしょうか?
そこで今回は、カン十郎の裏切りはいつからなのか、またスパイとわかる怪しい伏線がいっぱいあったのかについて調査していきたいと思います!
目次
カン十郎の裏切りはいつから?
裏切り者がカン十郎の衝撃!
カン十郎、初登場時の
単行本76巻 754話のタイトルが
〝お見知り置きを〟の衝撃!
初登場時からすでに
カン十郎が裏切るから
お見知り置きをって
尾田さんからのメッセージ頂きました😂#ワンピース#ONEPIECE#今週のワンピ pic.twitter.com/YqhRQ7Cdkl
— TP9 (@TP9TP9TP9) March 16, 2020
カン十郎が裏切り者だったなんて衝撃的でしたよね!
彼が光月家を裏切っていたのはいつからだったのでしょうか?
彼は、ワノ国編に出て来る悲しい過去を持っている人物の一人で過去の出来事がきっかけでオロチの手下として動いていたようです。
彼がオロチ側だった理由、そしていつから光月家を欺いていたのかについて調べていきます。
幼いカン十郎の悲しい過去とは?
カン十郎は、大衆演劇の家の子で両親も役者で彼も幼い頃から当然のように舞台に立っていた。
しかし、演劇の最中に両親を殺されてしまい、彼は心を完全に閉ざしてしまいます。
彼は元々ワノ国で迫害を受けていた黒炭家の分家の人間で、両親もその迫害が原因で殺されてしまったのです。
黒炭家は、昔国を治めていた光月家の将軍を暗殺しようとした罪が原因で迫害を受けていた一族です。
そして現将軍であるオロチもまた迫害を受けていた一人でした。
オロチが、親戚であったカン十郎を子分として迎え入れ、そして心を閉ざしてしまい誰かを演じることでしか生きられない彼に、光月家のスパイを演じて生きるように命令したのです。
オロチが両親を殺した復讐心をうまく駆り立てたということだったんですね。
この出来事こそが、彼の人生が決まった出来事でした。
おでんの家臣となったのはいつ?
おでんと接触を図るべく、カン十郎は浮浪者のフリをします。
死体、生身の人間と問わず髪の毛を切り取り、それを筆にして売りお金を稼ぐということをしていたところたまたまおでんと遭遇。
そこで死体だと思ったおでんの髪の毛を狙ったのですが、おでんに逆に殴られてしまいました。
そして、ひと悶着あったものの見事光月家の人間に接触を果たしました。
その当時まだおでんは将軍ではなかったのですが、のちにおでんは将軍となりカン十郎は赤鞘九人男の侍として認められることになります。
ということは、彼はおでんに仕える前からオロチの手下だったので最初から光月家のスパイとして近づいたということですね。
そうなると20年以上も前からおでんを裏切っていたということになります。
カン十郎がスパイとわかる怪しい伏線がいっぱいあった?
カン十郎の裏切りは76巻の表紙で示唆されていた。
作中裏切り行為を働いたカン十郎・アプー、明らかに裏の顔があると思われるシャンクスはコミックスの表紙で完全な正面からの構図で向かって右側に目線を向けている。
ナミやロビン、ルッチには見られなかった。#ワンピース #ワンピース考察 pic.twitter.com/HWDGv4A6am
— ワンピース伏線考察-555- (@Bot98026596) April 18, 2020
カン十郎がオロチ側のスパイなのは非常に残念でしたし何より驚きました。
彼がオロチのスパイである伏線はどこにあったのでしょうか?
様々な場面を遡って調査してみたいと思います!
ドフラミンゴがモモの助を狙っていた?
ドレスローザ編では、最大の敵であるドフラミンゴが出てきていましたね。
この話の時は錦えもんとモモの助は親子だと嘘をついていました。
しかし、ドフラミンゴ一行がなぜかモモの助を狙ってくる。
ここではなぜ彼を狙ってきているのか理由が全くわかりませんでした。
ドフラミンゴ側は名前がわかっていて、更にはこの二人は本当は親子ではないということをカン十郎が情報を流していたので知っていたというわけですね。
ログホースに映らないゾウへ辿り着けたジャック?
モコモ公国は巨大なゾウの背中にある国なのですが、この国はログホースには映りません。
しかし、カイドウの手下であるジャックがゾウへやってきていましたが、それはずっと謎でしたね。
しかもジャックは雷ぞうという名前までわかっていました。
これは、カン十郎が情報をオロチ側に流しているためでした。
雷ぞうがそもそもここにいることを知っているのは、錦えもん・モモの助・カン十郎の3人だけだったので、この時点で既におかしかったということですね。
ゾウに上るときに龍を描いた?
ローの仲間と合流するため、そして雷ぞうを迎えに行くためにゾウを目指していました。
ゾウは巨大なため、そう簡単に頂上へはたどり着けません。
そこで、カン十郎の描いたものを具現化できる能力を使いゾウへ上ることになりました。
しかしそこで彼はなんと、おでんの仇であるカイドウの龍と似た龍を描きました。
錦えもんにはあのなぁ?と怖い剣幕で言われていましたね。
目には目をだなと彼は言い訳してごまかしていました。
今考えるとこれは、錦えもんやモモの助に対する当てつけだったのではないかと思います。
カン十郎の異名の夕立?
カン十郎の異名は、夕立ちカン十郎です。
この夕立ちとは、狐の嫁入りを言い表しているようです。
狐の嫁入りとは、晴れているのに雨が降っていることを指す言葉で昔は天気雨は怪奇現象だと言われていたのが由来です。
また、昔の結婚式などがなかったときの婚礼は夕方に嫁ぎ先が提灯行列をつくってお嫁さんを迎えるということが行われていましたが、これは狐火や火の玉が連なっている怪奇現象と似ているためという説があります。
または、嫁ぎ先がない奇妙な婚礼の連なっている火は遠くからは見えますが、近づくと見えなくなってしまい騙されたことを、キツネに化かされたとされる説があります。
狐の嫁入り(天気雨)は怪奇現象で狐に化かされている、夕立ちも午後に降る雨。
これはつまり欺く、何かを隠しているといった意味合いが込められていたのではないでしょうか?
まとめ
ワンピース、カン十郎の発言、ゾウのビブルカード、敵が持ってる情報とか色々今思えばあったんだなー
いるはずだ、って今思えばおかしいもんね pic.twitter.com/Vm4O8qozh8
— ドドドZ (@testes1221) April 6, 2020
カン十郎の裏切りはいつからなのか、またスパイとわかる怪しい伏線がいっぱいあったのかについて調査してきましたがいかがでしたか?
裏切ったのはいつからなのかについては、そもそもおでんと出会うもっと前からそのつもりだったのですね。
迫害を受け、両親を殺されてしまった悲しい過去を持つカン十郎。
オロチに拾われ、赤鞘のメンバーを裏切り、スパイとして活動をしていたのには本当に驚きました。
しかし今考えると怪しい伏線はたくさんありましたね。
今後彼はそのままオロチのところへ戻るのでしょうか、それとも反オロチ側で共に戦ってくれるのでしょうか、彼の動向が見逃せません。