ワンピースのナミの親は誰なのか?辛い過去や生い立ち、年齢についても詳しく解説・考察をしていきます!
ワンピースに登場するナミは、初期の頃から物語に関与する重要キャラで、人気キャラクターとしてずっと君臨し続けていますね!
そんなナミには、実は明らかになっていない謎も多く、ちょっとミステリアスな所も、人気の理由の一つとなっています。
しっかり者で、明るく天真爛漫なナミですが、実は過去・生い立ちはとても壮絶なものだった事をご存知でしたか?
ここでは、ナミの辛い過去や生い立ち、さらに現在に至る経緯や年齢についてご紹介をしていきますので、最後までじっくりとご覧くださいね♪
ナミの辛い過去や生い立ちをネタバレ!今の年齢は何歳?
麦わらの一味の辛い過去や生い立ちに関しては、次々とエピソードが明らかになっていますね。
ナミも今では明るく笑顔が多く見受けられますが、その表情からは想像もできないくらい壮絶な環境で育っていました。
ナミには様々な謎が残されていると言われており、今後ナミの出生の秘密などがカギになる可能性もあります。
考察する上でもおそらく必須となってくる可能性が高いですので、今のうちにチェックしておくのがオススメですよ♪
ナミのプロフィール・現在の年齢
本題に入る前にまず、ナミのプロフィールから確認していきましょう。
- 麦わらの一味・麦わら海賊団の航海士
- 懸賞金:1600万ベリー→6600万ベリー
- 身長:169㎝→170㎝
- スリーサイズ:B98・W58・H88(Jcup)
- 年齢:18歳→20歳
- 能力:天候を操れる(クリマ・タクト使用時)
- 出身地:東の海(イーストブルー)
- 好物:みかん
そして、気になる年齢は?というと、2年後となった現在で20歳となっています。
20歳という年齢は、ワンピースの登場人物のキャラクターの中では若いと言えるでしょう。
ちなみにルフィが19歳であり、ナミが1歳年上というのも意外と知られていない事実ですね!
ナミは戦争孤児だった?ルフィと旅に出るまでの生い立ちをネタバレ!
ナミは「東の海」オイコット王国の戦災孤児で、当時海兵だった育ての親・ベルメールによって、1歳の時に3歳のノジコと共に救出されました。
ベルメールは2人と暮らすため海兵を退役し、彼女の故郷であるココヤシ村でみかん畑で生計を立てながら三人で暮らすようになります。
しかし、10歳の時に魚人海賊団アーロン一味が村を襲撃しに現れ、「大人一匹10万ベリー、子供一匹5万ベリー」という条件の貢ぎ金を要求し、払えない者はその場で処刑すると脅迫。
ベルメールの家には10万ベリーしかなく、ベルメールはその10万ベリーをノジコとナミの分として差し出し、自身は村人への見せしめとしてその場で殺害されてしまいました。
その後、ベルメールの家に押し入った一味がナミの描いた海図を発見し、その精巧な技量に目を付けたアーロンに連れ攫われ、以降は、一味の測量士として無理やり海図を描き続けさせられる日々を送ることになりました。
ナミはアーロンと村と村人の安全と引き換えに自身が1億ベリーを稼いで村を買い戻す契約(取り決め)を交わし、東の海の各地で海賊相手に盗みを働きながら、必死で金を集めるようになり、泥棒猫・ナミの異名が付く事になります。
ルフィとの出会い
オレンジの町にて、バギー海賊団が所有していた偉大なる航路の海図を盗み逃走していたところを、偶然(鳥に咥えられて空から降ってきた)ルフィに助けられたナミ。
当初はルフィをも騙し、彼の身柄を差し出してバギーに取り入り宝を奪おうと企んだが、ルフィを殺すように命じられた際にはそれが出来ず、結局バギーたちと戦います。
最初はルフィたちのことをココヤシ村に帰るまでの隠れ蓑程度に考えていましたが、珍獣島でのガイモンとの出会いや、シロップ村でのキャプテン・クロによるカヤ暗殺計画の阻止などに関わることになり、本来なら一銭にもならないような人助けのために尽力するルフィたちに対して、他の海賊たちとは違う認識を持ち始めます。
海上レストラン「バラティエ」にて彼らの船であるゴーイングメリー号を奪い逃走。
一人になった船上にて「いい奴らだった」「また仲間に入れてくれるかな?」と独り言をつぶやき涙する姿を見せていました。
麦わらの一味に加入
ナミがココヤシ村に帰郷すると、ナミを探しに来た麦わらの一味が到着。
ルフィは「ナミが航海士じゃないといやだ」として島から出ようとしませんでした。
一方のナミは村をアーロン一味から買い取るための1億ベリーにようやく手が届きそうな所まで来ていましたが、アーロンは最初からそのつもりはなく、アーロンと組んだ悪徳将校のネズミ大佐率いる海軍第16支部により、みかん畑に埋蔵していた貯金を押収されてしまいます。
ナミの無念を晴らすべく、討ち死に覚悟で魚人たちに挑む準備を始める村人たちを、ナミは必死に止めようと説得。
しかし、すでに死を覚悟したゲンゾウたちは止まらず、ナミに島を出るように伝えると、彼女を押しのけてアーロンパークに向かってしまいます。
そこに現れたルフィに対し、最初は「出ていけ」と突っぱねますが、とうとう耐えきれず、彼に対して「たすけて」と絞り出すような声で懇願。
この言葉を聞いたルフィは「当たり前だ!!!!」と大声量で答えると、宝物である麦わら帽子をナミに預け、ゾロ、ウソップ、サンジとの4人でアーロンパークへ向かい、村人たちに代わりアーロン一味を相手に激闘を繰り広げ、勝利します。
「お前は俺の仲間だ!!」というルフィに対し、ナミはそれに応えて強く頷き、彼女自身の本来の夢であった「世界の海図を描く」という目的で、正式に一味の航海士となりました。
ナミの親は誰?エースの妹・ビッグマム・人魚説の真相は?
ナミの“育ての親”は明らかになっていますが、過去のエピソードを遡ってみても”生みの親”は登場していません。
麦わらの一味の中で、出生の秘密が明らかになっていない人物は数名いますが、これこそがクライマックスに向けて回収される伏線なのではないか!?と予想されています。
では、ナミの生みの親が誰なのか?について候補者を順番に考えていきましょう!
①エースの母親が生みの親説
まず一つ目の説は、エースを生んだ母親=ナミを生んだ母親なのでは?という考察です。
つまり、エースとナミは兄妹であり、「ポートガス・D・ナミ」という事。
確かに年齢的にも、ナミはルフィの1個上、エースはルフィの3個上なので、時系列的にもおかしい部分はありません。
なぜこの考察が浮かび上がったのか?というと、大きく分けて理由は2つ。
下記でそれぞれ解説していきます。
「女の子ならアン」
エースが生まれるあたりの回想シーンで、エースの母ルージュが、『男の子が生まれたら「エース」、女の子だったら「アン」・・・』というセリフを残している場面がありました。
エースの名前については、エースの回想シーンですし明かされても不思議はありませんが、あえて女の子の場合の名前まで例に出す必要はある?と疑問に感じられますよね。
ただもしもこれが伏線だとしたらどうなのか?と考えた時に、浮上したのがナミだったのです。
ナミとアンでは似ても似つきませんが、ナミの名前をアルファベット表記にすると、
『NAMI』→『IMAN』→『I’m AN』
というように「アン」に結びつける事が出来るため、この噂が浮上しました。
Dの最期の特徴
Dの一族の死に際には、ある特徴があります。
- エース:最期は笑いながら亡くなった
- ロジャー:処刑される瞬間は笑っていた
- ルフィ:処刑されそうな瞬間に笑顔だった
みんな命が絶えそうになるその瞬間に「笑顔」という共通点がありました。
これにナミがどう関係しているのか?というと、ベルメールに発見された時の1歳くらいのナミは「笑顔」で笑っていました。
戦場でベルメールは生きる希望を失い、ここで全てが終わるとまで考える状況の中で、です。
これが「Dの一族」と「笑顔」に関係しているのか?単にベルメールに生きる希望を与える描写だったのか?は定かではありませんが、気になる所ですね。
②ビッグマムの娘説
ホールケーキアイランド編でルフィたちに圧倒的な力を見せつけた四皇の一人、ビッグマムですが、実はナミの親ではないかとされています。
ビックマムの性格がどういったものなのかについて、詳しい所はまだ明らかにされていませんが、どうやら身内には優しい様子。
ビッグマムはナミの事を娘だとわかっている可能性も高く、麦わらの一味をとらえた時に生け捕りにしていたのもそのため…?と勘ぐってしまいますね。
見た目は血のつながりがあるとは思えないほどに似ていませんが、もしそうだとしたら腑に落ちる共通点もありますので、下記で解説していきましょう。
天候を操れる
ナミとビッグマムはどちらも天候を操る事ができます。
ビッグマムはソルソルの実で天候を自在に操り、ナミも人工的ではあるものの天候を操ることができますよね。
さらに天候繋がりで、ナミはビッグマムが従える雲・ゼウスを仲間にしています。
これはナミがゼウスの好物を与えると共に、「しもべ」として懐かせたもの。
しかし、ゼウスから見たナミのどこかにビッグマムの面影を感じた可能性もあり得なくはないと考えられるでしょう。
ローラと姉妹分
スリラーバークで登場した求婚のローラことシャーロット・ローラの親はビッグマムです。
ローラとナミは非常に仲が良い関係になれたわけですが、この時ローラは、ビッグマムのビブルカードの一片をナミに手渡しています。
しかもその時のセリフが、『ママの“ビブルカード”特別よ?ナミゾウと私は姉妹分だからね』というもの…。
単純にローラが仲良くなった人誰にでもビブルカードを渡しているとは思えませんし、ローラはナミが妹であることを知っていたのでしょうか。
これも伏線であった可能性があるかもしれませんね。
③魚人・人魚族説
最後に個人的にありえそう!と一番思ったのが人魚説。
これまでにナミの描写で「人魚」や「魚人」の伏線とみられるシーンは何度か登場していますよね。
そのため、ナミの親は魚人・人魚族の誰かで、ナミは実はその血を受け継いでいるのではないか?と考えている人も多いのです。
では、どんなシーンだったのかを、改めて確認していきましょう!
ルフィが書いた似顔絵が魚
ルフィが書いたナミの絵を描いた時(8巻、69話)、髪の毛の生えた魚に手と足が生えている、いわゆる魚人のような姿を書き上げていました。
これに対しサンジがツッコミを入れていましたが、元々ルフィは他人の本質を見抜くことができ、ナミが魚人であることを見抜いていたのではないかと見られているのです。
ルフィの描いた絵がナミの本当の姿だとしたら人魚とは程遠い「魚人」そのものであると言えるでしょう。
しらほしと会ったときの反応
ナミが初めて人魚であるしらほしに対面した時に『ナミちん様とは初めてお会いしますのに!なんだかホッといたします」と声をかけられているシーンがありました(64巻、627話)。
初めて会ったのに親近感をもつという発言から、ナミとしらほしには共通点があると考えられています。
それが魚人である共通点なのか、古代兵器ゆえの共通点なのかは現段階ではわかっていませんが、いずれにしても類似する部分があるのは確かでしょう。
これでもしもナミが元々人魚・魚人であり、古代兵器でもあった場合、しらほしとそっくりな部分が多すぎる気もしますよね。
そのため、共通点はどちらか1つという見方も多いようです。
サンジの人魚を示唆するセリフ
こちらは、8巻・69話で登場するシーンです。
サンジの空想をセリフにしたものではありますが『実は彼女(ナミ)は人魚だったりしてな!あのかわいさだもんなー』という発言。
これこそが実は真実であり、ナミは人魚なのではないか?という予想です。
ナミに人魚ってピッタリですが、今現在登場する全てのシーンにおいて人魚族である素振りは一切見受けられません。
1歳の時からベルメールに育てられ、ナミ自身も気付いていない可能性も考えられなくはありませんが、特徴が無さすぎるとも言えますよね。
どんな生い立ちなのか?今後のナミがどう変わっていくのか?に注目していきましょう!
『ナミ 親 辛い過去 生い立ち 年齢 解説』まとめ
今回は、ナミの親は誰なのか?や、辛い過去や生い立ち・年齢についてご紹介をしてきましたがいかがでしたか?
ここにきてナミに注目される事も多くなり、古代兵器と言われるようになって正直びっくりしているという方も多いのでは!?
初期の頃から一緒に旅をしていて、お馴染みのメンバーでありながら意外と明らかになっていない部分も多いんですよね。
とは言え、ナミはずっと仲間であり、これからも麦わらの一味のアイドル的存在のままでいてほしいですよね!
今後ナミの登場シーンは伏線が隠れていないかしっかりとチェックをしていきましょう♪