この記事は、錦えもんの勘違いがヤバい!なぜ頭が切れる男と言われていた?【ワンピース】と題してお届けします。
ワンピースワノ国編で、赤鞘九人男のリーダーとして厚い信頼をよせられる錦えもん。
オロチからは「頭の切れる男」と評価され、要注意人物として挙げられていましたが、これまでに彼が切れ者だと感じるような場面は一切でてきていません。
それどころか、カイドウ討ち入りのための大事な計画でとんでもない勘違いをしてしまっています。
この勘違いはヤバすぎて、もう笑うしかありませんでしたよね。
それでは彼がなぜ頭の切れる男だと思われていたのでしょうか?
今回は錦えもんが犯してしまった勘違いについてと、頭が切れる男と呼ばれるようになった理由について考察していきたいと思います。
目次
錦えもんの勘違いがヤバい!
先週と今週のワンピで読者が「さすが錦さんだ」「智将錦衛門」「おでんの右腕は役者が違う」って言ってて笑う。そんな奴らを総じて「あたま傳ジロー」って言うのもっと笑う。 pic.twitter.com/JZWIfZOs7a
— 白井サモエド(金持サモエド) (@samoedon) March 26, 2020
カイドウやオロチを倒すための計画を準備してきた錦えもんですが、一番重要な集合場所でとんでもない失態を犯してしまいます。
その勘違い事件が発覚したのは本編975話です。
カイドウの棲み家である鬼ヶ島へと向かうため、集合場所に集まった赤鞘達。
しかし時間になってもその場所には仲間の侍たちが誰一人として現れませんでした。
決戦の日と集合場所は、判じ絵によって描かれていましたが、オロチサイドにバレてしまったため、康イエがハブの絵に2本線を加えるという修正を施します。
錦えもんは、その2本線の意味が2本の足であると確信し、刃武(ハブ)港から常影(トカゲ)港に変わったと赤鞘九人男や麦わらの一味に伝えました。
しかし、実際は二本線でお腹部分を消す=文字抜きをするという意味なんですね。
すると、はぶみなとの中を消して、ハトとなります。
刃武港から波止へ変更が正しいのですが、錦えもんはあえて間違えた情報を伝えることで、内通者をあぶりだそうとしたと傳ジローは言っていました。
錦えもん判じ絵のエピソードの真相
ここまで読むと、確かに錦えもんは頭がきれてるな~と思いますよね。
しかし、実は錦えもんは、あえて常影港へ向かったわけではなく、本当にその場所だとと勘違いしていたのです。
そのことが判明した瞬間がこちら。
デンジロー「さすがだぞ錦さん!敵を騙すにはまず味方からということをばっちり理解しているんだな!」
カン十郎「クソっ!嵌められた!」
オロチ「俺は何一つ油断してなかったのに!やはり錦えもんは頭が切れる男だ!許さん!」
錦えもん「え…何それ…知らん…怖…」#今週のワンピ pic.twitter.com/9CBfgHezKj— 西郷@SayGo (@Syachi99) March 23, 2020
勘違いによる出来事だったのですが、結果的には良い方向へ転がりました。
傳ジローが錦えもんの勘違いについて、敵を欺くための作戦だったと評したことで、実は読み間違えていたなんていうことは本人以外には悟られなかったのです。
結果的には大成功?!
しかし、錦えもんによる集合場所の勘違いは結果的に大成功を収めました。
- 仲間が全員無事だった
- オロチに偽の情報が伝わった
敵軍はその港に続く橋を壊すなどして、こちら側の戦力を削ろうとしていましたが、それはただの骨折り損となりましたね。
さらに、康イエが愛した”もみじ林”の絶景がある波止に隠れたことで味方は全員無事でした。
錦えもんはなぜ頭が切れる男と言われていた?
傳ジローは光月おでんの家臣の中で昔から圧倒的に頭が回って、康イエ様の叱咤で家臣達が勉学に励んだ時も教師となって皆を指南し、藩の財政を管理する事実上の九里の屋台骨だった男なので、「暗号に気付かずトカゲだと思い込む」なんて発想が無いから、錦えもんのガチミスなんて考えもしないんですよね pic.twitter.com/PAqbK2ssa5
— ハンセイ (@neoamakusa) March 23, 2020
オロチを倒すための作戦中にもかかわらず、勘違いをしてしまうなんて、キレ物とは言えないんじゃないかと思う方も多いでしょう。
彼の過去編に突入してからも、キレ物だと思えるような場面はなかったように思います。
もしかしたら本当は頭が切れる人物で、これからそんな場面がみられるという可能性もありえますが、単純に過大評価なだけかもしれません。
オロチは何をもって、錦えもんの事を頭が切れる人物と思い始めたのでしょうか?
傳ジローが原因?
今回の集合場所の件でも、彼が頭の切れる人物だとして、その戦略をほめたたえていた人物がいましたよね。
そうです、傳ジローです。
彼は錦えもんの幼馴染でもあり、おでん様の家来としても彼と並んで最古参です。
今回の事件を見てみると、彼は今までずっと錦えもんのことを頭の切れる人物として褒め称えてきたのかもしれません。
そのせいで、周りにそのイメージがついてしまっているということも考えられます。
また傳ジローは、狂死郎としてオロチの元に仕えていましたよね。
その際にオロチに対して、錦えもんは頭の切れる人物だから気をつけた方がいいといったような事を耳打ちしていたと考えられませんか?
狂死郎はオロチにかなり気に入られていた様子でしたし、彼の言葉であれば信じるでしょう。
過去編でオロチを欺くような行動は一切していませんし、これくらいしかオロチが錦えもんのことを評価する理由がみあたりません。
また彼自身がとてつもない強運をもっており、ラッキーな形でことを有利に進めてきたことと、周りの勘違いによって、切れ者キャラに至ったと予想できますね。
切れ者ではない事は確定?
切れ者であるというエピソードは全くありませんが、彼が本当はポンコツであるというエピソードはたくさんありました(笑)
①鬼ヶ島にいくための船のことを考えていなかったこと。
鬼ヶ島への討入りを火祭りの日と決め、一緒に鬼ヶ島に討入る反逆の意志を持つ者達を集めていたのに、アシュラ童子が用意した船を見て、見直したと言い放っています。
5千人の戦力を目標にしていながら、船のことを考えていないというのはちょっとポンコツな気がしてしまいますよね。
②集めた兵に授ける武器が用意できていなかった。
オニ丸が守ってきた刀などを見つけた河松から連絡をもらった際、刀がないことについて困っていると発言していました。
どちらからも事前の段取りがされていないということがわかりますよね。
今後も彼に期待することはできそうにありませんw
まとめ
「演技で上をいかれた(と、思いこんでいる)」為にアイデンティティ崩壊して愕然としてるカン十郎と
(傳ジローは錦を買い被りすぎだろ)(絶対そこまで考えてなかったな)って表情のイヌアラシとアシュラでダメだった#今週のワンピ#WJ17 pic.twitter.com/3xbqtmwaoY— 度近亭心恋 (@dokinteishinren) March 23, 2020
ここまで錦えもんのうっかりエピソードが目立ってしまいましたが、かなりの剣術の使い手であることや、主君への忠誠心、統率力など、人の上に立つ人物なんだろうなという気もします。
ツイッターなどではキャラクター的にバギーに少し似ていると言われていました。
彼がなぜ頭の切れる男と言われているのか、が明らかになるかはわかりませんが、今後のワンピースで様々な勘違いをしながらも、運の良さと周りの人の助けをかりつつワノ国の平和を取り戻せるよう頑張ってほしいですよね。
そして、頭の切れるエピソードが描かれることも期待したいと思います。
錦えもんの勘違いがヤバい!なぜ頭が切れる男と言われていた?【ワンピース】と題してお送りしました。